ニュージーランド移住を目指す夫婦のブログ

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まずははじめの一歩、2018年11月から南島オアマルで生活をはじめました。

出産後の手続き あれこれ【自分的まとめ】

産後の手続きについて、今のうちに気合を入れて調べてみました。

果たしてこれで合っているのでしょうか?笑

とりあえずこのフローをもとに、夫と協力して手続きしていく予定です。

 

※夫婦ともワークビザで永住権なしの場合の内容です。

 

▼ 全体像 ▼

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1.ニュージーランドの出生登録・出生証明書の発行(生後2ヶ月以内)

政府のサイトからオンラインで登録可能。

登録に際して必要な情報

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出生証明書

日本の出生届用に1通、必要に応じてパスポート申請用*に1通必要。出生証明書は申請から到着まで約8営業日。

*パスポートの名前表記を非ヘボン式にする場合


デザインは通常版とデコレーション版の2種類ある。通常版は1通33ドル、デコ版は1通35ドル、通常版とデコ版の各1通セットは55ドル。

▼ 左が通常版、右の3つがデコ版(All Blacksは期間限定)

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出生証明書を入手したら、子どものビザ申請用に JP(Justice of the Peace)にCertified Copyを数枚お願いしておく。

 


参考: ニュージーランド政府- Registering a new baby and getting a birth certificate

2.日本の出生届(生後3ヶ月以内)

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必要書類

提出先

在外公館、または日本の本籍地役場へ郵送。

戸籍謄本がはやく欲しい場合は、本籍地役場へ直接提出するほうが手続きが早いみたいです。

わが家の場合、母が出産に合わせてやって来るので、母の帰国時に出生届を持って帰ってもらい母に代理で直接本籍地役場に提出しに行ってもらうことにしました。幸い、わたしたち夫婦の本籍地は母の住まいに近いので。。

役場に代理提出について確認したところ、委任状は不要で、必要書類は届出用紙、ニュージーランドの出生証明書 原本、ニュージーランドの出生証明書の和訳を1通ずつでよい(パスポートコピーは不要)とのことでした。また、届出用紙はこちらのA4タイプのものでも受付可でした。(家のプリンタではA3印刷ができないので助かる)

 


参考: 在ニュージーランド日本国大使館- お子さまの出生届提出について

3.パスポートの申請

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申請は郵送でも可能だが受け取りは必ず本人(子ども)が同席して在外公館に行かないといけない。

必要書類

  • 旅券発給申請書(5年用) 1通
  • 顔写真 1枚
    6ヶ月以内撮影のもの。タテ45mm × ヨコ35mm。耳を含めた顔全体~肩口まで。無地の白い布等の上に寝かせて上から撮影でOK。
  • 戸籍謄本(原本) 1通
  • 遠隔地在住者用同意書 1通
    申請を郵送で行う場合に必要。記入した訪問予定日に取りに行かなければ失効してしまう。
  • ニュージランドの出生証明書(原本) 1通
    名前表記を非ヘボン式で希望する場合に必要。

提出先

在外公館へ郵送(訪問予定日の2週間前までに必着)

 

【2019.09 追記】

 無事パスポートを入手できました。書類の書き方を一部解説してみました。

 


参考: 在ニュージーランド日本国大使館- 旅券(パスポート)

 

4.ビザ用健康診断の受診

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General Medical Certificate(INZ1007)を受ける。健診が受けられるパネルドクターはここから検索できる。

持ち物

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【2019.09 追記】

健診を受けてきました。健診内容は、簡単な問診と身長・体重の測定だけでした。当日に顔写真の撮影もあります。

費用はGPによって違うようですが、オアマルのわたしが登録しているGPでは100ドルでした(ちなみに大人は240ドル)。

 


参考: 
ニュージーランド移民局- Evidence you're in good health
ニュージーランド移民局- Getting an X-ray or medical examination

5.ビザの申請

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誕生時にニュージーランド市民権を得られない子ども(親がワークビザ同士の場合など)は、誕生した時点で親と同じビザステータスを持つとみなされ、親と同期間の滞在許可が自動的に与えられる。ただし、ニュージーランド国外に出ればこれは失効してしまうので、国外への渡航を予定している場合は正式にビザ申請が必要になる。

 

わが家はできれば日本に一時帰国したいと思っているので、ビザ申請をすることにしました。ニュージーランド移民局に問い合わせしたところ申請ビザは「Child of a Worker Visitor Visa」でよいとのことでした。

Child of a Worker Visitor Visa

  • 親のビザと同期間の滞在許可が与えられる
  • 申請費用 211ドル
  • 申請から約3ヶ月以内で発給される
  • ニュージーランド国外へ出て戻って来る場合は「multiple entry travel conditions」(次の項参照)の申請がさらに必要

ビザ申請の際に添付必須の書類

  • パスポートスタイルの顔写真(正面向きで頭から肩まで)
  • パスポートの顔写真ページ
  • 両親の名前が入った出生証明書
  • ニュージーランド滞在をサポートする資金の証明(6ヶ月以上のヒストリーが確認できるバンクステートメント

 

 

ちなみに、英語での電話が大の苦手なので移民局にメールで問い合わせする方法がないかと探したところ、ここから何でもいいので検索をかけたら下の方に
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と出てくるので、「SUBMIT・・・」を押すとオンラインで質問を送ることができました。返信は基本的に3営業日以内にくるようです。

もし同じように電話が苦手な方がいればと思い。。

 

【2019.10 追記】

無事ビザを取得できました。

 


参考: 
ニュージーランド移民局- What is the visa status of a child born in New Zealand?

ニュージーランド移民局- Child of a Worker Visitor Visa

6.ビザ:マルチプルトラベルコンディションの申請

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国外への渡航予定日が決まってから申請する(申請フォームに出入国日を記載しないといけないため)。

  • 申請時点で、ニュージーランド滞在期間が直近18ヶ月間のうち9ヶ月未満であることが申請条件
  • マルチプルトラベルコンディションの有効期限が切れた時点でニュージーランド国外にいる場合、所持しているビザも同様に失効する
  • 申請費用 無料
  • 申請から約14日以内で発給される

申請方法

申請フォーム(INZ1020)を記入し、自分の居住エリアを管轄する移民局オフィスへ郵送。郵送先はここから確認できる。

 

【2019.10 追記】

親のビザがマルチプルトラベルコンディション(=再入国可)の場合、子どもも同様になるのかもしれません。息子のビザはビジターですが、ビザ承認レターを確認するとマルチプルトラベルになっていました。なので私たちは結局この「マルチプルトラベルコンディション(INZ1020)」の申請をしないで済みました。

 


参考:ニュージーランド移民局- Varying the conditions of a visitor visa

おまけ:在留届に子どもを追加

オンラインからいつでも登録可能。