ニュージーランド移住を目指す夫婦のブログ

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まずははじめの一歩、2018年11月から南島オアマルで生活をはじめました。

ニュージーランドの育休と育児手当。ワークビザでももらえるのか?

ニュージーランドでは子どもがいる家庭に対する国からのサポートがいくつかあります。代表的なものは

  • Parental Leave / Partner's Leave (育休)
  • Working for Families Tax Credit (育児手当)

です。

わたしたち夫婦はどちらもワークビザで滞在していて、レジデンスクラスビザ(永住権含む)を持っていません。そんなわたしたちでもこれらを受け取れるのか確認しました。

 

結論からいうと、

  • 育休は条件を満たせば可能
  • 育児手当はレジデンスクラスビザ保持者でないと対象外

でした。

 

 

※以下はわたしが調べた範囲の情報です。間違っていたらすみません!最新情報は政府のウェブサイト等をご確認ください。

育休について

働いている女性が妊娠した場合、条件を満たせば有給の「Parental Leave」がもらえます。主な条件は、平均勤務時間が週10時間以上、出産予定日前までに26週間以上働いていることです。わたしは入国以来専業主婦のためこれはハナから対象外だったので、詳しく調べていません。。

妊娠した女性の夫またはパートナーは、6ヶ月以上働いていれば無給の「Partner's Leave」がもらえます。勤務期間が6ヶ月~11ヶ月だと1週間、12ヶ月以上だと2週間もらえます。

わが家の場合は出産予定日時点で夫は勤務11ヶ月未満なので、1週間のPartner's Leaveを取る予定です。

 

政府のこちらのサイトから、自分がどの種類の育休を取得する権利があるのかチェックできます。

育児手当について

Working for Families Tax Creditは、18歳以下の子どもがいる家庭に対して国から支払われる育児手当です。

Working for Families Tax Creditは以下の4つで構成されています。

 

  • Family tax credit: おそらく全員もらえる。手当額は年収に応じる。
  • Best Start: 子どもが最長3歳になるまでもらえる。1歳までは全員週60ドル、1歳以降も継続されるかどうかと手当額は年収に応じる。
  • In-work tax credit: 夫婦あわせて週30時間以上働いていればもらえる。
  • Minimum family tax credit: 夫婦あわせて週30時間以上働いていて、年収が26,572ドル未満であればもらえる。手当額は年収に応じる。

IRD- Best Start
MyTax.co.nz- Working For Families Tax Credits

 

 

これらをワークビザ保持者でも受け取れる(申請できる)のかどうかですが、IRDや政府のサイトを読めば読むほど分からなくなり、最終的にはInfoNowの日本語スタッフの方に問い合わせして解決しました。

とても迅速&丁寧な対応で、本当に神だと思いました。あと日本語で問い合わせられるのがすごく有難い・・。

(実はこの前に直接IRDにもメールで問い合わせていたのですが、マニュアル通りのような回答が返ってきてなにも解決しなかったんです🌀)

 

InfoNowの方によるとWorking for Families Tax Creditは

  • 子または親がニュージーランド国籍または永住者で、かつ
  • ニュージーランドに1年以上継続して居住していて、かつ
  • 育児をメインで行っている側の親(例えば母親が専業主婦の場合は母親)が申請するもの

だそうです!

つまりワークビザでは育児手当はもらえません。めちゃくちゃ手厚い手当なので残念です。永住権が取れるように頑張る次第です。

 

一番上の「永住者」の要件が、PRじゃなくレジデントビザでもOKなのかどうかはまたそのタイミングになってからInfoNowの方に質問してみようと思います。

以前、Ministry of Social Development(社会開発省?)に別のファイナンシャルサポートについて問い合わせた際はレジデントビザでもよいとのことだったので、淡い期待を込めて。。

【2021.08 追記】
レジデントビザでも貰えました!ありがたや。

 

 

▼子どもの医療費補助制度についてはこちら