ニュージーランド移住を目指す夫婦のブログ

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まずははじめの一歩、2018年11月から南島オアマルで生活をはじめました。

ビザ最終章...永住権がおりました!

つい先日、家族全員*のPermanent Resident Visa(通称PR、いわゆる永住権)が無事おりました!
*次男はNZ国籍保持者なので除く

オンライン不可のペーパー申請のみで、申請書発送から承認までは約7週間でした。

 

提出した書類

PRビザの詳細ページ▼
NZ移民局: https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas/visas/visa/permanent-resident-visa

 

今回はビザアドバイザーの方に相談せず自分たちで申請したので、もしかしたら提出不要なものもあったかもしれませんが、ご参考までに以下が提出した書類です。

  • 申請書(INZ 1175
  • パスポートの顔写真ページ ※Certified copy
  • 夫の雇用が継続していることの証明書
    上述のビザ詳細ページによると、Criteriaのひとつに"You must provide evidence you have met any conditions of your current resident visa." と書かれています。
    私たちの場合 夫が電気工事士であることを理由にレジデントビザを発給してもらっていたので、今回の申請でも夫が今も電気工事士として働いていることを証明するため会社にレターを書いてもらいました。

  • EWRBフルライセンスのカード ※Certified copy
    これも、夫が電気工事士として働いていることの証明として提出しました。

 

申請にあたり注意したこと

申請前にENAさんのこちらの記事を拝見していたので、申請要件のNZ滞在日数の計算には注意せねば、と思っていました。

レジデントビザの2年後にPRを申請できますが、このときチェックされるNZ滞在日数(1年のうち184日以上NZに滞在しているか)はレジデントビザ取得日からではなく、PR申請時点から遡って計算されます。

 

私たちは自分でビザを申請した経験が少なくいろいろと不安だったので、とにかく移民局の申請ガイド(INZ 1176)を読み込みました。

ちなみにガイドを読む中で知って興味深かったのは、

  • もしPR申請が却下されても、現有のレジデントビザのトラベルコンディションの延長は申し込める
  • もしNZ国外にいる間にレジデントビザが失効してしまっても、失効日時点でPR申請の要件を満たしていれば
    - 失効後3ヶ月以内であればPRに申請できる
    - 失効後3ヶ月を過ぎた場合は2回目のレジデントビザ(またはSubsequentレジデントビザ)に申請できる

です。以前コロナで国境封鎖したとき、例えばたまたま母国に帰っていてNZに戻ってこれなくなったレジデントビザの人たちのPRはどうなるのだろう、と気になったことがあったのですが少し謎が解けた気がします。きっと大丈夫だったのかな。

※間違って理解している可能性もありますので詳しくは原文をご確認ください

 

PR取得後、日本のパスポートを更新する場合

無事PRを取得できたばかりですが、夫の日本のパスポートの有効期限が近付いていて今年中にパスポート更新しないといけません。

ビザはパスポート番号と紐づけられているので、パスポートを更新した場合はNZ移民局に届け出てビザのトランスファーをお願いする必要があります。ちゃんとトランスファーしておかないと、国外に出たときにそのビザで再入国できなくなるみたいです(こわっ)。

ビザトランスファーには ①eVisa と ②現物ビザラベル の2種類あって、eVisaの方だと費用は無料です。申請はここからオンラインでできるようです。

参考: NZ移民局- Transferring my visa to a new passport

 

・・・以上、PR取得のご報告でした。

ビザに関して私たちは移住前に計画したとおりに事を進めることができたのでラッキーだったと思います。途中で政府のポリシー変更によって計画変更を余儀なくされることもあり得ると思いますので。。

この道筋を示してくれたビザアドバイザーに感謝しています。もし相談していなかったら、自分たちにとっての最適なルートが分からず遠回り、または今回のPR取得も実現していなかったかもしれません。

NZのPRは今のところ更新制じゃないので、今後ビザの心配がほとんどないと思うと嬉しいです。こちらの生活にようやく腰を据えられるような感じがします🍵