今回夫が申請するワークビザは、ビザ取得から2年後に永住権を申請することができます。
ニュージーランドの永住権申請を調べていたときもこのビザで実際に申請したひとの話を見たことがなかったので、わたしたちの体験談を書いていこうと思います。
移住計画を考えはじめたときに一番はじめにコンタクトを取ったのはビザアドバイザーでした。
スカイプ無料相談があったので軽い気持ちで話を聞いてみたところ、永住権申請の方法にはSkilled Migrant(技能移民)カテゴリー のほかに、Residence from Workカテゴリーというのがあるということを教えてもらいました。
》ニュージーランド移民局- NEW ZEALAND NOW "Residence from Work Category"
今回夫が申請するのは、将来的にこのResidence from Workにつなげることができる「Long Term Skill Shortage List Work Visa」というビザです。
Long Term Skill Shortage List Work Visaとは
ニュージーランド移民局が公表している長期不足人材リスト(Long Term Skill Shortage List)に該当する職種で働く場合に申請できるワークビザです。
リストはこちらです。少し古い情報ですが、主な職種を日本語で書いてくれているものがあります。IT関係や医療系、エンジニアなどがあります。
夫は日本では、電気回路の開発・設計の仕事をしています。また、第二種電気工事士の免許も持っています。そこでニュージーランドの就職活動では、①Electrical Engineer ②Electronics Engineer ③Electricianの3職種を狙うことにしました。最終的には、Electricianの職種で内定をいただきました。
リストに書かれている通り、職種によってビザ申請で求められる条件が異なります。例えばElectrical EngineerやElectronics Engineerでは学歴認定が必要で、Electricianではニュージーランドの電気工事士協会EWRBが発行するライセンスを取得する必要があります。
このほか、全職種共通の条件はこちらです。年齢55歳以下で、職種別の条件をクリアしていれば、たいていの場合クリアできるのできるのではないでしょうか。
条件をすべてクリアし、このビザで2年間働けば、Residence from Workカテゴリーの「Long Term Skill Shortage List Resident Visa」を申請することができます。
Long Term Skill Shortage List Resident Visaとは
レジデントビザの一種で、このビザを2年間所持していれば、ついに永住権(パーマネント レジデントビザ)を取得することができるみたいです。
このビザの申請条件は、先ほどのLong term Skill Shortage List Work Visaで2年以上働き現在もその職種で働いていること、年収45,000NZドル以上などです。
ポイントやIELTSはこのビザでは必要ありません。
以上、わたしたちが申請するビザについて知っていることを書いてみました。
ビザに関してわたしたちは冒頭にお話ししたビザアドバイザーの方と契約しました。いろいろと雇用主からの必要書類などもサポートしてくれるので、お願いしてよかったと思っています。
現在目下ビザ手続きの準備中なので、情報があれば随時更新したいと思います。
▼夫のワークビザがおりました
▼NZ入国から2年数ヶ月。レジデントビザがおりました!